世の中のあらゆることがデジタル化されている中で、エンジニアの需要は日々高まっています。
転職サイトを見ると、エンジニアの求人が多いことに気づくでしょう。
「エンジニアといえば理系出身の男性が就く職業」というイメージを持っている人もいますが、女性が未経験でエンジニアへ転職するケースも多くなってきています。
本記事では、エンジニア転職の難易度や必要なことを解説します！
女性のキャリアで考えること
男性と女性でキャリアに違いが生じるのは、出産・育児のタイミングです。
共働き世帯が増え、出産後も働き続ける女性は増えていますが、妊娠・出産をするのは女性です。
産前の休暇に加え、出産後は最短6週間で復帰できるとはいえ、身体が回復するまで予想以上に時間がかかります。
育児休業をいつまで取得するのか、そして復帰後は短時間勤務となるのか、など自分自身のライフプランを描いておきましょう。
エンジニアとは
エンジニアとは技術者という意味で、工学に関する専門的な技術を持った職種のことを指しますが、最近では一般的にエンジニアというとITエンジニアのことを指すことが多いです。
ここでも、ITエンジニアのことを指しています。
エンジニアと一口で言っても技術領域は幅広く、「インフラエンジニア」や「フロントエンドエンジニア」など様々な種類に分かれており、仕事内容も異なります。
例えば、インフラエンジニアはサーバ構築やネットワーク管理などの基盤部分を専門に扱います。
インフラ部分が故障したり動かなくなってしまうと、その上で動いているサービスが全て停止してしまうため、サービスの根幹を支えているというやりがいを感じられます。
一方で、フロントエンドエンジニアの場合、お客様が直接目に触れる部分のアプリケーションやWebページの開発・運用を行います。
ユーザーから直接フィードバックが得られるため、それがやりがいに繋がることも多いでしょう。
このように、仕事内容や特徴が異なるため、自分に合った技術領域を見つけておくことが大切です。
女性がエンジニアになる難易度
仕事内容にもよりますが、故障対応やデータセンターでの作業などが発生する仕事の場合、長時間作業になることも多く体力が必要になります。
また、エンジニアに限った話ではありませんが、男性が多い職場の場合、設備等の環境や制度が女性に配慮されたものではないこともあります。
エンジニアの適正という観点では、女性と男性では視点や考え方が異なることが多く、男性が気づかない問題を発見したり、利用者の視点に立ったデザインが得意であるなど、女性ならではの良さが生かせることも多いでしょう。
エンジニアになるために必要なこと
エンジニアになるには、やる気と向上心が不可欠です。
未経験から始める場合は尚更ですが、専門技術を身につけるために日々勉強が欠かせません。
特に初めのうちはわからないことが多く、やる気がないと心が折れてしまうかもしれません。
モチベーションを保つために、このようなエンジニアになりたいという具体的な目標を立てておくことをおすすめします。
また、IT業界では常に新しい技術が生まれアップデートされていくので、より良いものを作りたい、自分の技術を磨きたいという向上心がなければ、長く続けていくのは厳しいでしょう。
未経験でエンジニアに転職する際に気をつけること
エンジニアは専門技術が必要な仕事であるため、経験を積み重ねるほどその分野に詳しいエンジニアとして重宝されるようになります。
そのため、本当はフロントエンドエンジニアになりたかったのに最初の仕事がネットワークエンジニアだったため、いつのまにかネットワークエンジニアとしてのキャリアを積み重ねてしまっている、といったミスマッチな状況に陥らないよう、「最初に自分が何をやりたいのか」といったことをよく調べ考えた上で転職先を探しましょう。
エンジニアという職種はある程度技術力が身についてくると、出来ることが増え楽しく感じられる仕事です。
また、在宅勤務など働き方を柔軟に選べたり、今後エンジニアの需要がますます高まることが予想されるなど、メリットはたくさんあります。
仕事内容について面白そうと感じたら、エンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
