セルライトって何?消えない理由や原因と落とす方法を徹底解説

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脚やお尻などにボコボコとセルライトが出ているのを見つけたとき、「痩せなきゃ…!」と焦ったり不安になったりしませんか?

「セルライト=太っている」というイメージが強いので、「食事制限や運動をしなければ…」とネガティブな気持ちになることもありますよね。
しかし、そもそもセルライトについての知識がなければ、対策方法もわかりません。
セルライトを見つけてすぐ「ダイエットしなきゃ!」と焦るまえに、まずはセルライトについて知ることが大切です。

この記事では、セルライトの正体、できる場所と原因、落とし方について解説します。
セルライトのことをよく知っておけば、ムリなダイエットに走ったり、不安になったりする必要もありません。

正しい知識と効果的な対策で、セルライトを落としていきましょう!

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セルライトって何?

セルライトは、「脂肪細胞」が網目状のコラーゲンによって固められて、皮膚に浮き出てみえる状態のことをいいます。よりわかりやすく説明するために、まずは脂肪細胞について解説していきます。

脂肪細胞とは、身体のいらないものを貯める袋のようなものです。私たちが食事をしてカロリーオーバーになったとき、余ったものはすべて脂肪細胞に取り込まれていきます。そして脂肪細胞は、膨らんだり数が増えたりする性質があるため、カロリー過多で運動をしないでいると、脂肪細胞がどんどん大きくなっていき、数も増えていくのです。私たちの身体に脂肪がつくのは、この脂肪細胞のメカニズムからきています。

そして私たちの身体は、脂肪細胞が大きくなりすぎると、「この大きくなった脂肪細胞を固めてしまおう!」と働きはじめます。そこで出てくるのがコラーゲンです。身体は、大きい脂肪細胞を固めるためにコラーゲンの網を作りだし、網目になったコラーゲンを使って脂肪細胞を固めていきます。

このようにコラーゲンで固められた脂肪細胞が、皮膚にボコボコと浮かんでくることによって、セルライトとなるのです。

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セルライトができる箇所

セルライトができる場所は人によってさまざまですが、おもに女性の太ももやお尻まわりにできやすいと言われています。なぜなら女性は、女性ホルモンの影響でお尻まわりに脂肪がつきやすいため、そのぶん必然的にセルライトもできやすくなるからです。

脂肪には体内を温めたり、守る役割を持っており、女性の身体はとくに子宮を守るために脂肪がつきやすくなります。そのため余分なカロリーは、お尻や太ももまわりに集まり、脂肪を貯め込もうとするので、結果としてセルライトを招く可能性が高くなるのです。

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セルライトがあるとどうしてダメなの?

セルライトは見た目があまりよくないので、「無いほうが良い」と言われています。セルライトがあること自体が、病気などの原因になるわけではありません。

しかし、セルライトは脂肪細胞が大きくなり過ぎた結果なので、カロリーの摂りすぎによる肥満がデメリットとも言えます。そして、肥満によってさまざまな病気を招くこともあるので気をつけなければいけません。

「セルライト=病気」ではないものの、セルライトを引き起こす原因となったカロリー過多や肥満に関しては、しっかりと対策を考える必要があります。

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セルライトはどうしてなくならないの?

セルライトがなくならない原因は、体質によって異なるため一概には言えませんが、おもに2つあります。ひとつずつ見ていきましょう。

①セルライトが硬すぎるから

セルライトがなくならない原因のひとつは、できてしまったセルライトが硬すぎるからです。セルライトには2種類あり、「硬質セルライト」と「軟質セルライト」にわけられます。

なかでも硬質セルライトは、長年の蓄積によって老廃物とコラーゲンの網がミルフィーユのように重なり、硬くなっているものです。そのため簡単に分解されないので、消えるまでに時間や手間がかかります。セルライトをやわらかくするためには、身体をあたためたり、セルフマッサージなどでの刺激が必要です。

②脂肪細胞が小さくならないから

セルライトがなくならないもうひとつの原因は、脂肪細胞がそのもの小さくならないからです。言い換えると、つねに脂肪細胞が大きくなりつづけているからです。

セルライトは、運動やセルフケアなどの対策で脂肪細胞を分解できていれば、少しずつ減っていきますが、食べすぎと運動不足を長くつづくと、脂肪細胞が分解されることはありません。むしろ、余分なカロリーが増えていく一方なので、脂肪細胞がどんどん大きくなって増えていきます。つまり、セルライトも加速していくのです。

セルライトをやわらかくしてもなくならない場合は、カロリーオーバーのために、体内で新しく脂肪細胞が増えている可能性があります。

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セルライトができる原因

セルライトができる原因は体質や生活習慣、疾患によるものなど、さまざまあげられますが、ここではおもに5つの原因について解説します。

①ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの乱れや、女性ホルモンが増えることによってセルライトができることがあります。とくに女性は思春期や妊娠中や生理前などに女性ホルモンの分泌が多くなるため、下半身に脂肪がたまりやすくなり、セルライトができることがあるのです。

これは痩せている人にもおこることなので、肥満傾向になければそこまで神経質にならず、むしろ良質な栄養をたくさんとってホルモンバランスにあわせた生活を送りましょう。

②コラーゲン繊維が硬くなる

脂肪細胞を包むコラーゲン繊維が硬くなっていくと、セルライトができます。先ほど述べたとおり、すでにある脂肪細胞がなかなか小さくならないと、網目状のコラーゲンがつくられて、この脂肪細胞を固めたときにできるのがセルライトです。

そしてセルライトができたあとも、カロリーオーバーの状態がつづくと、脂肪細胞にさらに余分なものが貯め込まれ、コラーゲン繊維がより密なものになるため硬くなっていきます。

コラーゲン繊維が硬くなればなるほど、皮膚にボコボコしたセルライトが浮き出てきやすいので、なるべく早い段階での対策が必要です。また、年齢による糖化によってコラーゲンが硬くなることもあります。

③運動不足

運動不足はセルライトの原因のひとつと言えます。セルライトは基本的に脂肪細胞が小さくなれば解消されるので、脂肪を分解するために体温をあげたり、脂肪を刺激することが重要です。

運動することで体温があがり、脂肪が燃焼しやすくなるので、セルライトも解消されていきます。逆に、運動不足だと脂肪がまったく分解されないので、余分なカロリーがあればあるほどセルライトができやすくなるのです。

④ストレス

ストレスもセルライトの原因です。ストレスがかかると、過食や睡眠不足になることがありますよね。過食は糖化の原因となるので、②で説明したコラーゲン繊維が硬くなります。また、睡眠不足だと代謝が落ちるので、脂肪をうまく分解できません。

さらにストレスがかかるとホルモンバランスも乱れます。①で解説したとおり、ホルモンバランスの変化によって、セルライトがつきやすくもなるので、なるべくストレスをためない対策が必要です。

⑤不規則な食生活

食生活が不規則だとセルライトがつきやすくなります。なぜなら身体に余分な老廃物が溜まってしまうからです。たとえば、20時以降に摂取した炭水化物はすべて中性脂肪に変わってしまうため、脂肪細胞も膨らんでいきます。

単にハイカロリーな食事だけでなく、食べ方などによっても、脂肪を貯め込んでしまうことがあるので、規則正しい食生活を心がけましょう。

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セルライトは消えるの?

セルライトはしっかり時間をかけてケアをすれば消えます。もちろん、人によってはセルライトがなかなか消えないこともあり、とくに硬質セルライトのタイプはすぐに改善しません。

しかし、体温と刺激がそろっていれば、少しずつ脂肪が分解されるので、セルライトも減っていきます。それに加えて、普段の食事にも気をつかい、カロリーオーバーをしないようにするか、もしくは消費カロリーを増やすように運動を心がけることが大切です。次の章でセルライトを落とすための対策を紹介するのでチェックしていきましょう。

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セルライトを落とす方法

セルライトを落とすためには、体温と刺激が必須です。ここではより具体的なセルライトの落とし方について、2つの方法を解説していきます。

①お風呂でお尻や太ももをほぐす

身体をあたためることでセルライトは落ちやすくなるので、お風呂につかりましょう。そして、お風呂に入りながらお尻や太ももを手でほぐすのもおすすめです。

脂肪を分解・燃焼させるためには少なくとも36.5度くらの体温が必要なので、低体温の人はなかなかセルライトが落ちません。もし、基礎体温が低い場合は、かならず毎日お風呂につかることをおすすめします。

お風呂に入り身体を温めながら、脂肪が多い部分をほぐすと、脂肪細胞のなかの老廃物が少しずつ外に出てきます。とくに硬質セルライトは、ガチガチに固まっている脂肪とコラーゲン繊維をゆるめることが必要です。この場合も、お風呂とセルフマッサージが効果的なので、ぜひ試してみてください。

お尻や太ももをほぐすときは、腹式呼吸でリラックスしながら、お肉をつまむようにしてほぐしましょう!

②白湯を飲みながらセルフマッサージをする

お風呂でのケアをつづけていき、セルライトがやわらかくなってきたなと感じたら、セルライトが落ちるまであとちょっとです。

気になる箇所をあたためながら揉んでいくと、脂肪細胞のなかにある老廃物が少なくなってくるので、脂肪細胞そのものが小さくなります。それにより、コラーゲンの網目もいらなくなっていくのです。

そこで、いらなくなったコラーゲンを破壊して流していくために、水分をたくさん取りながらセルフマッサージをして、尿として排出しましょう。身体をあたためる白湯を飲みながらセルフマッサージをするのもおすすめです。

たとえば、お風呂あがりにコップ一杯分の白湯を少しずつ飲みながら、オイルやクリームを使って脂肪をつまみほぐすと、とても効果が出やすくなります。気になる部分にやわらかさが出てきたなと思ったら、ぜひやってみてください。

脂肪は女性の身体を守る働きもしているので、非常に大切です。そのため、脂肪がついていない女性はいませんし、ほとんどの女性にセルライトはついています。ただ、脂肪が多すぎるとセルライトが目立ってしまい、見た目も悪くなるので、できる限り落としたいものです。食事や運動だけでなく、身体をあたためたり、メンタルを整えたりと、自分ができる対策を毎日少しずつやっていきましょう。セルライトは一瞬にしてなくなるものではありませんので、根気よく落としていってくださいね。

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